WHAT'S PINKLIBERTY
ピンク・リバティとは

山西竜矢が脚本・演出をつとめる演劇ユニット。2016年の旗揚げ以降、東京を拠点に活動する。
リアリティある日常生活の風景や言葉が奇妙な世界と混ざり合っていく、不穏かつ幻視的な作風が特徴的。
暗部の多い照明設計によって生み出される、絵画的な空間演出にも定評がある。
人間が元来抱える行き場のないさみしさをユーモアを交えながら描き、空しくも美しい情景として昇華する劇作は、どの作品にも通底している。
20年「下らざるをえない坂」が緊急事態宣言によって中止を余儀なくされるが、21年11月浅草九劇にて「とりわけ眺めの悪い部屋」を上演。同作は浅草九劇賞・特別賞を受賞したほか、収録映像が若手映画監督の登竜門であるMOOSIC LABにて招待作品として映画館で上映されるなど、多方面から高い評価を得る。

山西竜矢 ヤマニシタツヤ
映像監督-脚本家-演出家-俳優
ピンク・リバティ代表
所属
1989 年香川県生まれ。同志社大学卒。俳優として舞台・映像で様々な作品に出演する傍ら、脚本・演出について独学で学び、2016年、脚本・演出をつとめるピンク・リバティを旗揚げ。以降、年一のペースで本公演を重ね、徐々に動員や評価を獲得する。
映像作品も手掛け、21年には初の長編映画「彼女来来」で若手映画監督の登竜門 MOOSIC LABにて準グランプリ含む三冠を達成し、NYで開催される北米最大の日本映画祭 japan cutsで、新人部門最高賞の「大林賞」を受賞するなど、高い評価を得る。現在、演劇・映画の垣根を越え、精力的に作品を生み出し続けている。
[舞台]
2021年 ピンク・リバティ「とりわけ眺めの悪い部屋」
2019年 ピンク・リバティvol.5「煙を抱く」
2019年 うずフェス 「珠のような眼」
2018年 ピンク・リバティvol.4「夕焼かれる」
2018年 テアトロコント vol.31「私たちの友情」
2018年 テアトロコント vol.26「不倫旅行」
2017年 ピンク・リバティ vol.3「人魚の足」
2016年 ピンク・リバティ vol.2「ふでをならう」
2016年 ピンク・リバティ vol.1「艶やかなマチルダ」
ほか
[映画]
2022年 メイキングドキュメンタリー「生まれゆく日々」監督・全体構成
2021年 長編映画「彼女来来」監督・脚本
ジャパン・カッツ2021 NextGeneration部門 大林賞受賞
MOOSIC LAB [JOINT] 2020-2021準グランプリ含む全三冠
ショートピース!仙台短篇映画祭2021 招待上映
くまもと復興映画祭2021 招待上映
2017年 「さよならみどり」
第6回クォータースターコンテストグランプリ受賞
[ドラマ]
2023年 テレビ東京ドラマ24「今夜すきやきだよ」脚本