WHAT'S PINKLIBERTY
ピンク・リバティとは
山西竜矢が脚本・演出をつとめる演劇ユニット。2016年の旗揚げ以降、東京を拠点に活動する。
リアリティある日常生活の風景や言葉が奇妙な世界と混ざり合っていく、不穏かつ幻視的な作風が特徴的。
暗部の多い照明設計によって生み出される、絵画的な空間演出にも定評がある。
人間が元来抱える行き場のないさみしさをユーモアを交えながらコミカルに描き、空しくも美しい情景として昇華する劇作は、どの作品にも通底している。
21年11月、浅草九劇にて『とりわけ眺めの悪い部屋』で浅草九劇賞・特別賞を受賞。23年には東京芸術劇場が若手劇団に上演の機会を提供する “芸劇 eyes シリーズ”のプログラムに選出され、新作『点滅する女』を上演。
悲劇喜劇特集『これからの演劇界を担う若手12人』に取り上げられるなど、多方面から高い評価を得る。
山西竜矢 ヤマニシタツヤ
映像監督-脚本家-演出家-俳優
ピンク・リバティ代表
所属
1989 年香川県生まれ。同志社大学法学部卒。
数年の俳優業を経たのち、独学で脚本・演出を学び、2016年演劇ユニット ピンク・リバティを旗揚げ。
映像作品も手がけ、21年に初の長編映画『彼女来来』を公開。同作は若手監督の登竜門MOOSIC LABにて準グランプリ含む三冠を達成したほか、北米最大の日本映画祭 JAPAN CUTSで新人部門最高賞の「大林賞」を受賞するなど、高い評価を得る。その後も短編映画『テン・ストーリーズ』『母と牛と』監督・脚本、メイキングドキュメンタリー『生まれゆく日々』監督・構成、ドラマ『今夜すきやきだよ』『SHUT UP』脚本、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ジャズ大名』脚本など、ジャンルの垣根を超えて精力的に活動している。
[舞台]
2023年 KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「ジャズ大名」(脚本)
2023年 ピンク・リバティ「点滅する女」
2021年 ピンク・リバティ「とりわけ眺めの悪い部屋」
2019年 ピンク・リバティvol.5「煙を抱く」
2018年 ピンク・リバティvol.4「夕焼かれる」
2018年 テアトロコント vol.31「私たちの友情」
2018年 テアトロコント vol.26「不倫旅行」
2017年 ピンク・リバティ vol.3「人魚の足」
2016年 ピンク・リバティ vol.2「ふでをならう」
2016年 ピンク・リバティ vol.1「艶やかなマチルダ」
ほか
[映画]
2023年 短編映画「母と牛と」監督・脚本
2023年 オムニバス映画「テン・ストーリーズ」うち3篇 監督・脚本
2022年 メイキングドキュメンタリー「生まれゆく日々」監督・全体構成
2021年 長編映画「彼女来来」監督・脚本
ジャパン・カッツ2021 NextGeneration部門 大林賞受賞
MOOSIC LAB [JOINT] 2020-2021準グランプリ含む全三冠
ショートピース!仙台短篇映画祭2021 招待上映
くまもと復興映画祭2021 招待上映
2017年 「さよならみどり」
第6回クォータースターコンテストグランプリ受賞
[ドラマ]
2024年 テレビ東京ドラマプレミア「SHUT UP」脚本
2023年 テレビ東京ドラマ24「今夜すきやきだよ」脚本